例年通り、よく聴いた順。アジア歌謡の面白さが、確実にインドネシア、タイ、マレーシアからカンボジア、ベトナム、ミャンマーあたりに移行しているのを実感した年だった。先述した3つの国からはオイラの嗜好を満たしてくれる快音達は今年、聴こえてこなかった。
熱心に聴いて来たギリシャやトルコも同様だ。「わるくはないけど」あたりで止まってしまったアルバムがいくつか、という状況だった。
一方で、全く期待していなかったアフリカものがダントツに面白い年だった。
①SOKUN NISA & PEAK MI / KAL KHNHOM NOV KMENG
今年の収穫は何と言ってもカンボジアの女性歌手ソークン・ニサとの出会いだろう。オイラ的にはアジアでNO1の歌手だと思っている。とどのつまり、アジア歌謡は歌手なのだ。いつの時代もそうだった。残念ながら、ソロ・アルバムというスタイルがカンボジアにはない(稀にあるが)以上、VAものCDやMVを片端からYOUTUBEで観るしかないのだが、東名汁出っ放しの彼女はこれからも追っかけるしかない。
②FEMI OORUN SOLAR / GRACE.OORE OFE
次作DIVINE LEVELも次のMY TIMEも聴いたけど、ちょっと後退している気がした。やはり本作がダントツでしょう。
ヴィヴィアンなんてクソくらえ的なンバラ女子最高でした!
⑤MINYESHU / BLACK INK ⑥THOMAS MAPFUMO & THE BLACK UNLIMITED / DANGER ZONE
エチオピア系では⑤が一番面白かった。⑥のマプフーモ、ムトゥクジ同様、チムレンガオヤジ魂健在で嬉しかった。もう、ライヴ見れないのかしら..
⑦JACKIE OATES / THE SPYGRASS & THE HERRINGBONE
トラッドは彼女しか聴かない。遂に顔前面ジャケに踏み切ってしまったが、容姿とは裏腹にエロ・オヤジワールド音楽ファンに、常に東名汁を醸し出させてくれる美声、濃ゆい音楽を聴いているオイラには本当に癒される女子。
⑧ PALENQUE LA PAPAYERA / RAMON EN PALENQUE
⑨ DELE ABIODUN / LAI SE LAI RO, DAWA LOHUN BABA
➉V.A. / HIGHLIFE ON THE MOVE
⑧カリブもので一番聴いた。もう少し歌が入っていたらもっと楽しかったのに。⑨は知りませんでした。日本でも出ていたのね、レコが。
実は今年一番よく(昨年から)聴いたのがくるり「THE PIER」と大滝詠一のNIAGARA MOON 40th Anniversary...だった。何せ77年のナイアガラ・ファーストコンサートに行った(高2の時)身なのでLIVE音源のCD化は感慨深いものがあった。オヤジレコードでも一部UPしているけど。
今年も素晴らしい音楽に出逢えた。エル・スールレコーズとエル・スールオヤジーズに感謝。
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