2017年1月1日日曜日

2016 ベスト・アルバム





KONSTANTINOS PLOUSIOS & ASPASIA STRATIGOU, THODORIS MERMIGKAS, RIA ELLINIDOU… / ALITHEIA… STI SYRO


EDDY TUSSA / KASSEMBELE

2016年は本作とEddy Tussaがぶっちぎりでした。
①②「大切なのはアコースティックであること、そしてオリジナルであり、質の良さを保つこと」を実証したアルバムだと思う。大好きなギリシア歌手ASPASIA STRATIGOUは自身のアルバムは出さず、作曲家のアルバムにちょこちょこ顔を出す。ファンとしてはがゆいものの、それを払拭してくれたのが、このアルバムだ。(まぁ、作曲家にして歌手、ギタリストでもあるコンスタンティノス・プルシオスを中心とした企画アルバムなのだが)ライヴ盤というのもいい。他の歌手も様子観察だ。ギリシアの多様な音楽世界を最少人数の編成でこれだけ聴きやすく、アレンジにも凝っているアルバムはほかに知らない。

②長年、アフリカやカリブ音楽を聴いてきて、これほど両方の音楽が面白く両立しているアルバムは、そうめったに遭遇できないでしょ。エル・スール・レコーズに感謝だ。

③Reda Taliani / Bladi



一昨年のMM誌ワールド・ベスト第1位。オイラは買いそびれていたので、16年の第3位に。近年のライのアルバムでは最も気に入っている。サウンド・プロダクションの充実。そして、何よりオイラが苦手なロボ声がない。ハレドの甥っ子なんて足元にも及ばないでしょ。キラーチューンもあるし。


④GEORGE DALARAS & NIKOS PLATYRACHOS / TA ASTEGA




昨年の初頭はこのアルバムばかり聴いていた。ラグタイムとレベーティカという発想が、この上ない極上の発想でしょ。それを実現してしまう、ダラーラスのオヤジ魂、世界のオヤジ・ミユージシャンは見習うところがあるでしょう。


⑤TITO MANRIQUE Y COSA NUESTRA / SALSA CRIOLLA, Pregoneros De La Calle




ほんと、ラテン音楽から遠ざかっているよなぁ..というより、ラテン音楽無知になっている昨今、このアルバムにはグッときた。「アフロ・ペルー、ムシカ・クオリーヤとサルサを大胆にミックス」と言われても、オイラにはプエルトリコのボンバちっくに聴こえて最高だったのだが...これって間違いのかしら..どうでもいいけど、2016年一番好きなラテン・アルバムでした。」


⑥FEMI OORUN SOLAR & His Sunshine Jasa Band / MERCY BEYOND…Aanu To Tayo





やはり、最高傑作は、GRACE, OORE OFEでしょ。それでも一定のクオリティを保っているのに敬服。アフリカ音楽をけん引して面白くしていく素材だから、今後に傑作が生まれることでしょう。期待したい。

⑦WALLY BALLAGO SECK / XEL



 
 
⑧WALLY BALLAGO SECK / XEL
 
 
チョーン・セックの息子さん!といいわれてもなぁ、どれぐらいの人が知っているのか..どうでもいいかど。次世代ンバラとしては、悪くないと思うけど。そりゃ、若いから勢いで逝くところもあるが。もうすこし、一曲一曲を緻密に練り上げたらナイスなアルバムができると思う。欲張って2CDとかにせずに..オヤジは少し見守りたい。
 
 

 
⑨??? 読めない..
 


アメフォン柳川さんラオス買い付けで、かなりツボにはまった。基本、モーラムだけど、彼女の声質、歌唱力もさることながら、バックの充実感も、今後この国の音楽をチェックしようと気になってきた。
 
 
⑩JAMILAH ABU BAKAR / BAYUN TARI PANGLIMA
 
 
 
 
マレーシア、シティちゃんやノナリザ・イドリスはどこへ...て感じになってきたなぁ。次世代を担うのはこの人なのか。まぁ、前述した2人の域には達していないが、これからの人だろうから、見守りたい。
 
 
⑩TIWA SAVAGE/RED
 


 
2016年、残念ながら、すべてエル・スール・レコーズで挿入。やはりアフリカものがダントツに面白かった。盗難アジア、新譜に関しては、もはや、ベトナム、カンボジア、ラオスという感じがする。要は、経済的に向上したら音楽が面白くないということかしら。オイラの痔論だけど。


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